******************************************************************************* PCI情報表示ユーティリティー Version 1.06 Copyright (C) 1997-98 I-O DATA DEVICE,INC. *******************************************************************************    このプログラムは、PCIバスのリビジョン及びメカニズム、そして接続さ    れているデバイスのID、ベンダー名、チップ名、分類、サブシステムベン    ダーID、サブシステムID、IRQ、アドレス(I/O、メモリ)を表示    するものです。 ●動作環境    このプログラムは、PC98−NX、PCIバスを持つDOS/V及びPC    −98シリーズのMS−DOS、またはWindowsのMS−DOSプロ    ンプト上で動作します。WindowsNTのコマンドプロンプトでは動作    しません。 ●各項目の意味・内容 ※()内はUSモードでの表示    PCIバス リビジョン : PCIバスのリビジョンを表示します。 (PCI Bus Revision)    メカニズム : PCIチップセットに対するアクセス方法で、 (Mechanism) メカニズム1と2があります。    ベンダーID : PCIデバイス製造メーカーに割り当てられたID (VendorID) です。    デバイスID : PCIデバイス製造メーカーが自社のデバイスに割り (DeviceID) 当てたIDです。    ベンダー : メーカー名を表示します。 (Vendor) このプログラムで識別できないメーカーについては、 "unknown"と表示します。    チップ : デバイスの名前を表示します。チップ名が分からない (Chip) ものについては、機能が分かれば()内に表示し、全く 識別できないデバイスについては、"unknown"と表示 します。    IRQ : デバイスの割り込み線がシステム割り込みコントロー ラのどの割り込み要求信号線に接続しているかを識別 します。 IRQを使わないデバイスでは、"なし"("none")と表 示します。 (INTA#)〜(INTD#)の表示は、デバイスがINTA#から INTD#までの割り込みピンのうちどれを使用するかを識 別しています。 /dオプションで255と表示される場合は、そのデバイス の割り込み線は割り込みコントローラに接続されてい ません。    分類 : デバイスの種類を表示します。識別できないデバイス (Class) については、"unknown"と表示します。    サブシステムベンダーID: PCIデバイスが搭載されているアドインボード、または (SubSystemVendorID) サブシステムのメーカーを識別するための番号です。 PCI SIG(Special Interest Group)が番号を割り当てて います。    サブシステムID : PCIデバイスが搭載されているアドインボード、または (SubSystemID) サブシステムのメーカーを識別するための番号です。 メーカーが番号を割り当てています。    I/O : I/Oポートに接続されている周辺機器を、CPUが 区別できるように割り当てるアドレスです。    MEM : メモリ空間に接続されている周辺機器を、CPUが区 別できるように割り当てるアドレスです。 ●オプションの説明 /f : 実行時にこのオプションをつけると、PCIINFO.LOGというファイルを作り ます。内容は、画面に出力したものと同じです。 /d : デバッグ用のオプションです。上記の説明の内容とかなり異なる表示にな ります。詳しい説明は省略します。/fオプションと併用できます。 /? : 使い方を表示します。 ●注意事項など   ○PC−98シリーズで、MS−DOSを20行表示にしている場合は画面の    表示位置・スクロールがおかしくなります。   ○DOS/VのCONFIG.SYSでANSI.SYSを登録していない場合、表示は行ないますが、    エスケープコードをそのまま表示してしまうので見づらくなります。   ○このプログラムの著作権は株式会社アイ・オー・データ機器が有します。   ○このプログラムは無保証です。このプログラムの使用におけるすべての    責任は使用者が負うものとします。このプログラムの使用によって生じる、    いかなる損失、あるいは結果に対しての責任は負いかねます。 1998年4月現在